産後義両親に可愛い我が子をいつ会わせるのか問題…
国際結婚しても、悩みは同じです。
日本だと、割と空気を読んで落ち着いた頃に来てくれるケースが多いみたいですが…
台湾はというと、
「嫁=自分の家に入った娘!」的な考えなので、日本のように配慮されることはまずありません!笑
という事でこの記事では、台湾の場合(というより私の場合)をご紹介したいと思います。
参考にはならないと思いますが、台湾はこんな感じか〜と気軽に読んでいただけると幸いです♪
日本と台湾の文化の違い:台湾は家族の絆が強い
台湾に限らずですが、中華圏は家族の絆がとっっっても強いです。
夫は毎日義母と連絡を取り合っていて、週2、3回のペースで義実家に帰省して一緒に夕飯を食べます。
また、数ヶ月に1度は親戚一同(40人弱)で食事をし、頻繁に親戚の家にも遊びに行きます。
日本だったら正直遠慮したくなりますが、文化の違いだと思えば受け入れられるので不思議です。笑
もちろん、孫が生まれるとなると一大事!(しかも待望の内孫)
義母のお節介魂に火がつき、産後ただでさえしんどいのにメンタル保つのがそれはもう大変でした…
台湾の場合は生まれたら可能な限り最短で会いに来る!
今でしょ!
これほどぴったりな言葉があるのかというくらい、本当に最短で会いにきます。笑
そもそも、こちらがいつ会わせるかタイミングを決めるのではなく、義両親のタイミングで会いに来るのが正解!
主導権はこちらにはありません!!(あくまで我が家の場合ですけど)
コロナ禍の出産である意味助かった!
幸運にも(笑)、私はコロナ禍での出産でした。
夫(付き添いは1人だけ)以外は病室への立ち入り不可、新生児室を外から眺めるのも不可。
よって、産後ケアセンターで2週間過ごした後、迎えに来てくれた時が初対面でした。
(産後ケアセンターも、コロナ禍は夫以外立ち入り禁止)
後から夫に聞きた話ですが、
私が入院した総合病院は病院食を有料で頼むか自分で準備するかのどちらかで、義母が薬膳料理を作って病院の前まで持って来てくれたのですが…(これは素直に感謝)
ここですぐに引き下がらないのが私の義母!
一目でいいから孫の顔を見たいと駄々をこね、夫が必死で止めたと聞きドン引きしたというのは秘密です。苦笑
義妹の子供が生まれた時の話
義妹(台湾人)の話になりますが、義妹はコロナ禍の前に第一子を出産。
生まれた!と連絡を受けた義両親は、義妹が病室に戻ったと同時に会いに行っていました。
また、義母から私達夫婦もすぐに会いにいくようにと連絡があり…
産後すぐだし、ちょっと落ち着いてからにした方が良くない?
と夫に提案していたら、義妹からLINEが。
何で来ないの?甥っ子(義甥)生まれたのに見たくないの?
と、なんと本人から催促があり、出産からわずか4時間後に義妹と甥っ子に会いに病院へ。笑
因みに義妹の義母は台南に住んでおり、連絡を受けてやはりすぐに台北まで会いに来てました。
この時思いましたよね…
台湾人は義妹のように、自分の出産の時にすぐに会いに来て欲しい人が大半なんだと。
この感覚の人が義母になったら、そりゃすぐに会いに行きますよね。笑
断ったのに産後毎日家に来て私と息子のお世話をする義母
台湾は、産後1ヶ月は体を休めて回復に努める「坐月子」という文化が根付いています。
そのため、産後は産後ケアセンターで静養するのが一般的。
私も産後ケアセンターで2週間過ごしたのちに我が家に帰って来たのですが、それからが本当に大変でした…。
産後のメンタルでは聞き流せずストレスは溜まる一方…
義母は出産前から前のめり気味に「産後は絶対動いたらダメだからお世話は私に任せて!!」と常々言っており…
丁重に丁重に断っていたのですが、案の定スルー。(こうと決めたら突っ走るタイプ)
義母の性格を熟知しているので、何を言っても無駄なのはわかってるんですけどね。
毎日早朝にやって来て夜までずっと家にいるんです…
正直、気を遣って疲れる…
そして、義母のお節介がこんな感じに↓炸裂!
- 息子が泣くと私が抱っこする前に抱っこする
- 母乳にはタンパク質!と肉・魚オンリーの食事
- 水の代わりに黒豆茶だけを飲むよう言われる(植物性のタンパク質を摂取)
- 搾乳した少ない母乳を見て「これだけ?」もっと魚食べないと!と言われる(悪気はない)
頼む!頼むから野菜を食べさせてくれーー!!!!!
人生であんなに野菜を食べたいと思ったことがないくらい、野菜、野菜、野菜!!!ってなってました。笑
産後の不安定なメンタルでは、生活の全てを義母に管理されているように感じてしまいストレスは溜まる一方でしたね。
1ヶ月で限界を迎える!
息子は赤ちゃんらしくないというか乳児の時はあんまり泣かない子だったんですけど、ある時珍しく大泣き。
心配になってすぐさま駆けつけたところ、義母の方が一足早く先に抱っこされてしまい…
この時ついに我慢の限界を迎え、なんとか繋ぎ止めていた心の糸がプツンと切れた瞬間でした。
そして部屋に閉じ籠り大号泣。
異変を察知した夫が駆けつけるも時すでに遅し。
流石にやばいと感じた義母はすぐに家に帰ってくれたんですけど、怒りの矛先は当然夫に向けられます。苦笑
夫は基本的に私の味方なんですが、義母が暴走すると面倒くさいのか放置で好き勝手やらせるんですよね…
そして私が我慢の限界を迎えて爆発し「ヤバいッ!!」となるいつものパターンです。
最後に:台湾の場合、一度会わせると毎日会いに来るが正解!笑
台湾は家族が大変な時はとにかく助け合うという精神なので、
今思えば、世話好きの義母は何かしてあげたい一心だったんだろうなと思います。
でも!
産後のボロボロのメンタルでは受け止め切れない!!!
この時ばかりは夫にもう少し頑張って欲しかったな…と思いました。
台湾の場合、一度会わせると毎日会いに来るが正解です。笑
義父母との関係性にもよりますが、事前に夫とどうしたいのかをよく相談しておくべきだったなと痛感しました。
因みに、今はメンタルが落ち着いた事もあり、義父母との関係は良好です。
産後は心身ともに大変な時期なので、変なストレスを溜めないで済むよう事前にできる限りの対策をしておくのがおすすめです。
以上、台湾で出産した私の場合でした。
台湾でこれから出産する方の参考にはなるかも!?と思い書いてみました!
それではまた〜♪
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