この記事を見てくださっているあなたは、
今現在台湾人の彼氏がいる・もしくはこれから付き合う予定、
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はたまた結婚の予定があるといったところでしょうか。
私自身はというと、台湾人と結婚し台湾に移住して8年が経ちました。
今ではもうすっかり慣れましたが、最初は「ここまで違うのか!」と文化の違いに戸惑うことも多かったです。
同じアジア圏ですが、実際に住んで台湾人の中に入って生活するとなると、やっぱり色々と思ってたのとは違いましたね。
ということで今回は、台湾人と結婚して感じた文化の違いをご紹介したいと思います。
何かの参考になれば幸いです♪
台湾と日本の家族に関する文化の違い
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まずは、家族や親戚に関する文化の違いについてです。
家族の絆が強い
台湾は家族の絆がともて強いです。
夫は毎日義母や義妹とLINEで連絡を取り合っていますし、週2〜3回のペースで義実家に行って夕食を食べます。笑
また、義妹は結婚して台南に住んでいますが、毎月台北の実家に帰省。(多い時は月2回!)
家族だけにとどまらず親戚の繋がりも強いので、親戚の家に呼ばれていく事も多いです。
台湾の家族の繋がりを見ていると、小さい頃よく遊びに行ったおばあちゃんの家を思い出して懐かしい気持ちになるんですよね。
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家族や親戚がいつも遊びに来ていて、ワイワイ楽しかったな〜と。
正直交流の機会が多いな〜と思うことはありますが…
困った時には全力で助けてくれるので、悪いことばかりではないと個人的には思います。
嫁は夫の家に入るという考え
結婚すると、台湾では夫の戸籍に嫁が入ります。
日本のように、新たに夫婦の戸籍を作るわけではありません。
そして戸籍と同じく、嫁は夫の家に入るという考えが未だに根強いです。
長男の嫁ともなると、夫の家族と同居か同じマンションに住む、もしくは徒歩圏内に住むケースがほとんど。
因みに、私は長男の嫁なので結婚当初は同居、現在は義実家から徒歩5分の場所に住んでいます。
別々に住んでいても義家族が鍵を持っていて、勝手に入ってくることはもはや当たり前…
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今では驚く事も呆れる事もなく、笑顔で迎えられるまでになりました。(すごい成長!笑)
何を決めるのにも義家族と相談する
- 家を買う
- ベビーカーを買う
- 息子を保育園に入れる
上記のような日本であれば夫婦二人で決めるような事でも、なぜか義家族が登場します。笑
家は仕方ないかと諦めていたら、ベビーカーやベビーチェアを買う、保育園に入れるか入れないかまで意見され、
流石に「もうほっといてくれー!!!」と思ったことは数知れず…。苦笑
というか、夫が世間話の延長でポロッと口走ってしまうのがいけないんですけどね。
私にとっての家族は夫と息子で義家族は夫の家族という認識なんですけど、夫の家族からすると私は義家族の立派な家族の一員。
だから、家族の問題に意見するのは当然という感じです。
夫は割と私の意見を尊重してくれる方ではありますが、台湾は母が強い!!
しかも我が家の義母は勝手に暴走するので、本当に勘弁してくれー!!といつも思います。
台湾と日本の信仰心に関する文化の違い
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続いては、信仰心関する文化の違いについてです。
旧暦の1日と15日に「拜拜」をする
台湾の家(特にご年配の家)には、リビングの真ん中に必ずと言っていいほど大きな神棚があります。
義実家にももちろん大きな神棚があり、毎月旧暦の1日と15日に拜拜(お供物とお祈りをする)をする風習があります。
実際は1日と15日以外にも、元宵節、端午節、中元節、中秋節やご先祖の命日にも拜拜をします。
時間がある時には手伝いに行きますが、
朝から何種類も料理を作ったりお供物の準備をしなくてはならないので、結構大変です…
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でも、おかげで息子は、義実家に行くと率先して神棚に手を合わせるようになりました♪
大事なことは占いで決める
台湾旅行の人気観光名所に占い横丁があるように、台湾人は大の占い好きです。
私は入籍日・結婚式の日を占いで決めたため、入籍から結婚式をするまで1年日が空きました。(おかげでゆっくりダイエットできましたけど。)
流石に息子の名前も占いで決めると言われた時には、自分で決めさせてくれよと粘りましたが…。
嫁の意見が通るはずもなく…涙
結局、占いでもらった漢字の中から日本でも通用しそうな名前を選んで名付けました。
日本みたいにどんな思いが名前に込められているとか、そんな素敵なエピソードはありません!!笑
台湾と日本の性格に関する文化の違い
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性格も、台湾人と日本人とでは結構違うなと感じます。
大人数でワイワイするのが好き
台湾人は大人数でワイワイするのが大大大好きです。
家族旅行に行くと言われて当日待ち合わせ場所で待ち受けていたのは、なんと観光用の大型バス!!(親戚一同と一緒に旅行)
友人と遊ぶ約束をしていても、いつしか予定にはいない人が合流していることがしばしば。
台湾だとあるあるです。
おかげで大の人見知りがちょっと人見知りくらいにまで改善されて、これはこれで良かったかもと思っています。笑
おもてなし精神がすごい
台湾人は人との繋がりを大切にするため、おもてなしの精神がすごいです。
私の家族が台湾に来る時は、
夫だけでなく義父までもが仕事を休んで全力でおもてなしをしてくれ、いつも本当に感謝しています。
見栄っ張りな一面もあるため困ることもありますが…
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全力で楽しませようとしてくれるのは有り難いですね!
知らない人とでも気軽に話す
台湾人は基本的におしゃべり好きなので、他人と話すことに抵抗がありません。
列に並んでいると前後の人に声をかけられたり、息子を連れて公園に行けば知らない人とも自然に世間話をします。
他人と話すことに抵抗がないと、困っている人を見かけた時に話しかけやすいというメリットも。
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台湾に来たばかりの頃、「知らない人とこんなに気軽に話すんだ!」ととてもびっくりした記憶があります。
人の見た目や容姿に興味がない
台湾にいて一番楽だと感じるのが、人の見た目や容姿を気にしないことです。
スッピンでも何も言われませんし、いい歳したおばさんが短パンを履いていても後ろ指を指されることもありません!!!
というか、台湾のご年配の方は短パン・ミニスカを普通に履いています。
なんて楽なんだ!!
でも台湾に馴染みすぎて、日本に帰省する時に何を着て帰るのが正解かわからず、逆に困るようになりました。笑
台湾と日本の子育てに関する文化の違い
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台湾と日本では子育てに関しても結構違うなと感じます。
義父母が孫のお世話をするのが一般的
台湾は共働きが主流のため、義父母が孫の世話をするのが一般的です。
子供二人を育てるのは大変だから、一人目は自分達で育てて二人目は義父母に預けて週末だけ一緒に過ごすという人がいたり。
聞いた時はびっくりしましたが、割とそういう家庭は珍しくないようです。
また、公園に遊びに行くと、孫を連れた祖父母の姿をよく見かけます。
我が家も息子は保育園に通っていますが、週に何日かは保育園の後に義実家で過ごすのがルーティンとなりました。
子育てはみんなでするものという考え
台湾の場合、子育てはみんなでするという共通の認識を持っているので母親の負担が少ないです。
手抜きをしても、「母親なのに」と罵られることはまずありません。
義父母と教育方針が全く違うと大変だとは思いますが、近くに助けてくれる人がいるというのは心強いなと日々感じています。
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昨年コロナにかかった時が本当に大変で、義家族がいなかったら途方に暮れていたと思います…
色んな意見があるとは思いますが、台湾は比較的子育てしやすいのではないでしょうか。
その他:台湾と日本の環境の違いなど
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最後に、環境やその他の違いにも少し触れておこうと思います。
湿度が高くて夏は体力の消耗が激しい
台湾は年中湿度が高いです。
平均して湿度70%ほど。
夏は特にカラッとした日本の暑さとは違い、ジメジメと湿気が体にまとわりつきベタベタになります…苦笑
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思っているより体力を奪われるので、台湾の夏には要注意です!
外食文化である
台湾は外食文化のため、3食とも外食やテイクアウトで済ます家庭も多いです。
至る所に「小吃店(ローカル食堂)」があり、真夜中でも営業しているお店がたくさんあるので食べ物に困ることはまずありません。
その上、台湾人はご飯を作りたくなければ外食やテイクアウトすればいいという考えなので、
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主婦の私からすると本当に有難いです♪
台湾に嫁いで良かったことTOP3に入るくらい、嬉しいことかもしれません。笑
ゴキブリが多い
日本にもGはいますが、台湾のGの多さは日本の比ではありません。
しかもよく飛ぶんですよね…
夏に外を歩いていると必ず一匹以上遭遇するので、夏は日が落ちたらなるべく外出しないようにしています。
こればっかりはどうしようもないですが、夏が来ると
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今年もGとの戦いの季節がやってきたか…
と毎年ちょっと憂鬱になります。
最後に:台湾人と結婚して感じた文化の違いまとめ
以上が、台湾人と結婚して痛感した日本と台湾の文化の違いでした。
日本には日本の良さがあって台湾には台湾の良さがあるので、一概にどっちがいいとは言えませんが…
慣れてしまえば、気楽で住みやすい所だなと感じています。
とはいえ、結婚して3年ほどは義実家との距離感が掴めず苦労をしたので、「最初が肝心、負けないで!!」とだけお伝えしておきます。笑
何かの参考になれば幸いです。
それではまた〜♪
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